* 第6章 チケットを求めて

 ※ このコンテンツは、極度のネタバレを含んでいます。なので閲覧をされる方は、ストーリーを一度は味わって下さい。


* ファンムー港にて

船長:

 おや?君達、船に乗るのかな?

 

* チケットがない場合

 おや?チケットを持っていないようだね?

ネロ:

 え?じゃぁ、どこにあるんですか?チケット。

船長:

 今は、町の北の村へチケットを売りに行っているはずだよ。

エクール:

 ひ 一人でそんな事しているんですか?他に誰か売ってないの?

船長:

 すまんねぇ。チケットを売る仕事、外が外だから、あまりやりたがる人がいないんだよ。だから、今はその人を待つか、村まで行くしかないね。

エクール:

 どっちが速いと思いますか?

船長:

 そうだなぁ。村へ行く方がいいと思うよ。だって、少し前にここを出発しているから、すぐには帰って来ないよ。

ネロ:

 それ… 物凄く不便ですねぇ。

船長:

 そんなに言うんだったら、船のチケットを売る仕事を、手伝って欲しいものだな。

ネロ:

 す すみません。ついうっかり。

船長:

 まぁいいさ。ともかく、そういう事情なんだ。我慢してくれよ。

 

* 夜に船に乗ろうとして

船長:

 君達、悪いが、夜は船を出してないんだ。考えればわかるだろう?

 

 

* 小さな村の広場にて

男:

 おぉ、そこのあんたら、ちょっと俺と一緒に、ミルタウンまで行く気はねぇか?

ネロ:

 ミルタウンですか?

男:

 ちょっとよ、荷物運びを頼まれちまってさぁ。俺一人で行っても問題はないんだがよ。

エクール:

 もしかして、外のモンスターですか?

男:

 まぁ、そんな所だ。不意打ちで急所を突かれると一人ではつらい。もしよかったら、一緒に来てくれよ。お礼はするぜ。

ネロ:

 は はぁ。

男:

 なに、たいていのザコは俺の敵じゃねぇんだ。すぐに終わると思うから、頼むぜ。

 

 戦士 ダンガが仲間に加わった。

ネロ:

 あ あの、まだ何も言ってないんですが…

ダンガ:

 まぁまぁ、気にするなって。俺は急ぎなんだ。早くやろうぜ。

エクール:

 私たちが気になるじゃない。

ダンガ:

 もし、これが終わったら、船のチケットをくれてやるよ。あとは、それを売るなりして、お金に換えてくれ。

ネロ:

 え、本当ですか?

ダンガ:

 あぁ。実はチケットの売買を頼まれたの、俺なんだよ。

 が、今回は売り上げがなかった。だからと言って、手ぶらで戻るのも、あの船長が泣くだろ?

エクール:

 もしかして、荷物運びの代金で補うの?

ダンガ:

 そういう事だ。あんたら、金あるなら、チケットを売ってやってもいいが。

ネロ:

 いくらですか?

ダンガ:

 2000プルさ。

エクール:

 た 高い!それってぼったくりじゃ…

ネロ:

 わかりました。じゃ、手伝いますから、せめてチケット代は安くして下さい。お願いします。

ダンガ:

 任せな。手伝ってくれたらタダでくれてやるさ。じゃ、さっそくミルタウンへ行くぜ。

 

 

* ミルタウンの民家Dにて

 ここは、民家 D…

 

家の人:

 この家、昔は入れなかったんだ。うっかり鍵をなくしちゃってさ。

 いやぁ、あの時はこまったもんだよ。作者さんも、とんでもない仕掛けを作ったもんだなぁ。

 

* ミルタウンへ荷物を運んできて

ダンガ:

 おい、アンタ。村の方から頼まれた荷物だ。受け取ってくれ。

家の人:

 あ、連絡があった荷物ですね。ありがとうございます。

 

 荷物を手渡した。

ダンガ:

 迷惑かけたな。これが、例のチケットだ。大切にしろよ。

 

 ネロ達は、船のチケットを大切にしまった…

ネロ:

 よし、これで僕らも、船に乗れるぞ。

ダンガ:

 さてと。俺は帰るぜ。じゃぁな。

 

 ダンガと別れた…

エクール:

 よし。じゃ、私たちも港に行きましょうよ。

 

* ホーリに会っていない場合

ネロ:

 でも、その前に、光の魔法主と会っておこうよ。

エクール:

 あ、そうだった。すっかり忘れてた。


  第7章 ナムアシティへ
  戻る
  テキストゲーム 「魔法物語 『ALTERNATIVE』」 詳細ページへ
  トップページへ戻る