* 第13章 ブリムス島

 ※ このコンテンツは、極度のネタバレを含んでいます。なので閲覧をされる方は、ストーリーを一度は味わって下さい。


* ブリムス島入り口にて

フィー:

 この島、無人島だったよね。

ネロ:

 確か、そうだったはずだよ。孤島だし。

フィー:

 つまり、ここでは自給自足しないといけないんだね。

ネロ:

 それにしても、どうやって帰ったらいいんだろう?

フィー:

 それ、言わないつもりだったんだけど。

ネロ:

 ごめん…

フィー:

 とりあえず、闇の魔法主に会ってみようよ。幽霊に命令してまで私達をここへ導いてくれたのだから、何かそれ相応の理由はあるはずだよ。

ネロ:

 確かにそうだね。それにどの道、生きるためにはここにじっとしてちゃいけないんだ。

 

旅人 D:

 ふ~ん、魔法主に会うために、あっちこっち旅してるんだ。楽しそうねぇ。

エクール:

 それが、そうでもないわよ。塔でネロとはぐれちゃって、やっと元に戻ったと思ったらこの有様よ。もう、簡便して。

旅人 D:

 あら?幽霊船、そんなに嫌だった?私は面白くってたまらなかったわよ。

エクール:

 あ あなたはそれでいいけどさ、私達はたまったもんじゃないわよ。スウィットに行くつもりが、こんな孤島よ。あなたも、どうやったら帰れるのか、考えてよ。

旅人 D:

 う~ん、帰り道でしょ?大丈夫よ。すぐに見つかるから。

エクール:

 はぁ~、そりゃないわよ。あなた、本当にお気楽ねぇ。

旅人 D:

 あら、ありがとう。私、こういう孤島も大好きなのよ。いったいどんなものがあるのか、楽しみで楽しみで、本当に旅してて良かったわぁ♪♪

 

ダンガ:

 あんたら、エクールちゃんほっといていいのかよ?

ネロ:

 う~ん、そんな事言われてもなぁ。どうしようもないよ。

フィー:

 あの人、どうするつもりなんだろう?

ダンガ:

 あの不思議女だろ?さすがのオカルトマニアでも、島に来たら無力だよなぁ。

エクール:

 ねぇ、ネロぉ~。黙って見てないでさぁ、何とかしてよぉ~。

ダンガ:

 アイツ、気に入られてるんだなぁ。

ネロ:

 あの…

旅人 D」

 ん?どうかした?

ネロ:

 これからどうするつもりなんですか?

旅人 D:

 あぁ、とりあえず、闇の島に来たんだし、歩き回ってみるつもりよ。

 ここも、体を震えさせてくれるいろいろなものがあるから、けっこう楽しみなのよねぇ~♪

エクール:

 そ その神経、どこでどうしたら養われるの?

ダンガ:

 あんた、それはかまわんが、一人で何とかなると思ってるのか?ここは幽霊が味方してくれるかわからねぇし、ファンムーとは勝っても違うんだぜ。

旅人 D:

 えっ、大丈夫じゃないの?だって私、闇の不愛称法術使えるから。

ネロ:

 不愛称法術?

エクール:

 あぁ、光と闇って事ね。本来は愛称が悪い組合せを持っている、ごくまれなケースよ。

ダンガ:

 この辺は光の魔法が効果的なんだろうな。あんた、幽霊船でも一人でそれなりにやってたんだろう?

旅人 D:

 それじゃ、私先に行くから。じゃぁね。

 

フィー:

 じゃぁねって… 勝手に行っちゃうんだ。

エクール:

 ねぇ、あの人、絶対に危ないわよ。そう思わない?

ネロ:

 確かに、幽霊船の時といい、目も当てられないよなぁ。

旅人 D:

 ?

ダンガ:

 なぁ、アンタ。俺達と一緒に行こうぜ。

旅人 D:

 あなた達と一緒?

フィー:

 人数は多い方が安全です。それに、魔法の通じないモンスターもいますから、一人ではやはり危険です。

旅人 D:

 ありがとう。

 でもね、私。一人で行くよ。迷惑かけたくないし、一人旅が好きなの。

ダンガ:

 ちっ、どうにでもなっちまえ。

ネロ:

 う~ん、無理に止めるのもなぁ。

 

 

* ブリムス島中部にて

ネロ:

 あっ、あの人!

フィー:

 アレ、かなりまずそうだよ。

エクール:

 どうする?助ける?

旅人 D:

 あぁ、君達来てくれたんだ。

エクール:

 ちょ ちょっと!モンスターもこっち来てるわよぉ~!

ダンガ:

 しょうがねぇなぁ。行くぜ!

 

* モンスターを撃退して

ネロ:

 ふ ふぅ~。

旅人 D:

 ごめんなさい。

フィー:

 やっぱり一人は危険ですよ。一緒にいた方がいいよ。

旅人 D:

 あぁ、大丈夫よ。君達が来るの、待ってたんだけど、増えちゃってさ。

ダンガ:

 この期に及んでまだ言うか。

ネロ:

 僕らが困ります。だから、後ろから付いて来て下さいよ。

旅人 D:

 わ わかった。確かに、これ以上迷惑はかけたくないわ。

エクール:

 それにしても、疲れたよぉ~。

フィー:

 ここは、昼がないから、疲れは貯まるものだね。

旅人 D:

 あぁ、そうだ。それじゃ、ここで一休みしましょうよ?

ネロ:

 一休みって言っても、モンスターに襲われるから、一度には休めないよ。

旅人 D:

 あぁ、それは大丈夫よ。さっき、とっておきの物見つけたから。

ダンガ:

 とっておき?なんだそりゃ?

旅人 D:

 うん。そこにね、魔法のベッドがあったの。

エクール:

 やったぁ。それなら、ゆっくり休めるわ。

 

フィー:

 よし。ゆっくりできたし、まだ奥もあるみたいだから、進もうよ。

ネロ:

 アレ?あの人は?

ダンガ:

 あぁ、アイツ!俺たちが寝てる間に、勝手に!

エクール:

 い いったいどういう神経してんのよ!

ネロ:

 もうほっとこうよ。負けず嫌いなんだろうし。

フィー:

 あ、そこにいた。

旅人 D:

 あ、もう起きてたんだ。

ダンガ:

 おめぇなぁ!いいかげんにしろよ!

旅人 D:

 ご ごめん…

エクール:

 いったい何考えているんですか?ここは、無人島なんですよ!む。じ。ん。と。う。

旅人 D:

 何か食べられそうな物ないかなぁって、探してたのよ。

 そしたら、奥にクリスタルオーブがあったわよ。

ネロ:

 入り口にもあったと思うんだけどなぁ。

ダンガ:

 話逸らすな!

旅人 D:

 それとね、奥にシャド様がいるみたいよ。待ってるって。

エクール:

 えっ、それ本当!

ダンガ:

 なるほど。それなら許してやるか。

ネロ:

 じゃ、奥へ行こう。

 

 

* ブリムス島中部、クリスタルオーブの前にて

ダンガ:

 おい、あそこに何か浮いてねぇか?

旅人 D:

 アレよ、クリスタルオーブ。

ネロ:

 確かにそうだね。遺跡にあったのと同じ色してるよ。

 

* オーブ壊して

 第一の封印が解かれた!

 

 

* ブリムス島最奥部の洞窟にて

ネロ:

 よし。さっそく奥へ行こう。

 ここは、洞穴の中…

ダンガ:

 なぁんだ。わりと狭いし、モンスターもいねぇなぁ。

ネロ:

 あ、あそこに何か置いてあるよ。

エクール:

 これ、シャドの指輪じゃない?

フィー:

 そうみたいだね。

 

 闇の魔法主 シャドの力を得た!

ダンガ:

 珍しいものだなぁ。魔法主より先に、指輪がもらえるなんて。

旅人 D:

 そんな事ないわ。今ここにいるんだから。

ネロ:

 ここ?

フィー:

 ま まさか…

旅人 D:

 そう。私が、シャドよ。

エクール:

 えぇ!そんな。

ネロ:

 それ、本当なんですか?

闇の魔法主 シャド:

 うん。私、あちこちを回るのが好きなの。

 でも、魔法主として回ってたら、怪しいでしょ?だから、こうして普通の旅人になってたわけ。デビルスキッパーが気づかなかったくらいだから、うまく化けたものよ。

ダンガ:

 だからアンタ、並み外れた神経してたんだなぁ。

闇の魔法主 シャド:

 あなた達、ちょうどここに来て欲しかったのよ。だから、幽霊船に手伝ってもらったし、迷惑かけたの。

エクール:

 う~ん。魔法主って、いろいろいるのねぇ。

 で、どうやって私達、帰ったらいいの?

闇の魔法主 シャド:

 えぇと、今のあなた達は、魔法の力だけで、ここから離れる事くらい簡単にできるわよ。

 風の拡張魔法、フライウィングを使えば、一度行った町なら一気に飛んでいける。だから、ここからそれを使って脱出してね。

ダンガ:

 ほぉ、そいつは、なかなかうまくできてるじゃねぇか。

ネロ:

 ところで、僕は魔法、使えそうですか?

闇の魔法主 シャド:

 う~ん、無理ね。

フィー:

 シャド様。ネロは、いつになったら魔法が使えるかご存知でしょうか?

闇の魔法主 シャド:

 えぇっと、ネロは、私達の力を得るたびに、少しずつ力が付いてきてるわ。

 だから、残された魔法主達にもあってみて。あなた達なら、十分にできるはずよ。

ダンガ:

 そういえば、アンタ。光の魔法使えるって、前に言ってたが、それって嘘じゃねぇのか?

闇の魔法主 シャド:

 あら?それが本当だったところで、どう変わるっていうの?

フィー:

 そういえば、魔法主様ともあろう方が、島でモンスターに襲われてたですよね?アレっていったい?

闇の魔法主 シャド:

 アレね。あなた達を待ってたのよ。来てくれるかなぁってさ。

エクール:

 な なんて人…

闇の魔法主 シャド:

 さぁ。ここにいても仕方ないわ。夜ばかりも飽きたでしょ?早く帰りなさい。

ネロ:

 ありがとうございました。それでは、さようなら。


  第14章 妖精の復習
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