* 第18章 魔法のオーブ

 ※ このコンテンツは、極度のネタバレを含んでいます。なので閲覧をされる方は、ストーリーを一度は味わって下さい。


* ファーティスの宿にて

   ここは、寝室…

エクール:

 わぁ、雪よ 雪。キレイねぇ。

ネロ:

 フィー。この調子だと、明日は積もると思う?

フィー:

 これなら十分積もるよ。尤も、ほぼ一年中雪が積もってるんだけど。

エクール:

 今度はあの辺に行くんでしょ?真っ白。

ネロ:

 少し山みたいになっているね。

エクール:

 そういえばさ、山には雪男がいるって噂、信じる?

フィー:

 雪男… か…

ネロ:

 いてもおかしくないね。大きいんだろうから、襲って来たら危険かもしれない。

エクール:

 巨人だったら嫌ねぇ。アレ、踏まれた時は死ぬかと思った。

ネロ:

 うん。物凄く痛そうだった…

 

チェリー:

 お待たせ。

セリウス:

 とりあえず、外で情報を収集して来たよ。

クレアー:

 あの山には、恐ろしい魔物が住んでいるようです。とても巨大で、おそらく雪男と呼ばれている物だと思います。

エクール:

 じ じゃぁ、やっぱり踏まれるの!

フィー:

 エクール。踏まれないようにすればいいんだよ。

ネロ:

 他には何か情報はありましたか?

セリウス:

 町からまっすぐ北に行くと、分かれ道があるらしいんだが、北に進むと氷の壁があって通れないらしい。

チェリー:

 あっちこっちにクリスタルオーブと思うのが浮いてるかもね。

ネロ:

 そうなんですか?

エクール:

 そういえば、ダンガさんは?

クレアー:

 アレ?さっきまで一緒にいたのですが、どこへ行ったんでしょうか?

セリウス:

 ぜんぜん気付かなかったな。どうしたんだろうか?

ネロ:

 まさか、何か事件に巻き込まれて…

フィー:

 ダンガさんの場合、事件が起こったとして被害者よりも加害者になる可能性が高いと思うよ。

エクール・セリウス・クレアー:

 それ、在り得る…

チェリー:

 じゃ、あたし探してみようか?

セリウス:

 探すって言っても、この町は広い。手分けして探そう。

 

ネロ:

 あっ!

エクール:

 帰ってきたわね。

ダンガ:

 ん?どうしたんだ、みんな。変な顔してるが?

セリウス:

 ダンガさん。確か、私達と一緒に行動していたはずでは…

ダンガ:

 アレ?セリウスさん達、聞いてなかったのか?外をウロウロしてた旅人に呼ばれたから、先に行っててくれと言ったはずなんだが…

クレアー:

 あっ、そうでした。すっかり忘れてました。

ネロ:

 旅人?

ダンガ:

 そうさ。何だか、剣が氷に突き刺さって抜けなくなっちまったようなんだ。で、俺が抜いてやったってわけ。

エクール:

 そういえば、ダンガさん。あちこちケガしてるような…

ダンガ:

 アレ、そうか?気のせいじゃないのか、エクールちゃん。

フィー:

 ダンガさん、明らかに血が…

セリウス:

 本当だ。急いで治療しないと。

エクール:

 もしかしてダンガさん。その旅人って… 大通りにいた…

クレアー:

 美人の女剣士… でしたよね?

ネロ:

 その傷って、その後に…

ダンガ:

 抜いてやったらさ、いきなりバトルさ。あいつら、礼の仕方もわからんやつらだからなぁ。

フィー:

 あれだけの人を相手に、一人で戦ったんですか?

セリウス:

 ダンガさん、逃げて来たのか?

ダンガ:

 馬鹿だなぁ。戦いに燃える男が、どうして逃げるんだ?

チェリー:

 それじゃ、こてんぱんにやられちゃったのね。

クレアー:

 3対1で勝負するなんて、卑怯ね。

ダンガ:

 誰も3対1だなんて言ってねぇだろう?

ネロ:

 じゃぁ、あの剣士と?

エクール:

 って、負けてたらダメじゃないのよ。

ダンガ:

 馬鹿。負けてたらここまで来れるわけねぇだろ。

チェリー:

 にしても傷凄いわ。接戦だったのねぇ。

ネロ:

 確かあの人。連気剣を使ってましたよね。アレは、けっこう痛いんだよなぁ。

ダンガ:

 そうだな。アレは上級の剣術だ。アイツ、並みの剣士よりはできると見たぜ。

フィー:

 でも、ダンガさんが美人相手にまともに勝負していたのは凄いね。

エクール:

 それこそ見とれている間に、思いっきりやられてたんじゃないの?

クレアー:

 ともかく、無事でよかったですね。

ダンガ:

 そうそう、ネロ。お前にいい物をやるぜ。例の一見の戦利品みたいな物だ。

ネロ:

 コレは、疾風のチョッキじゃ…

ダンガ:

 そうさ。それを着ていると、素早く動けるんだ。

フィー:

 まさか、あの人から…

ダンガ:

 何で女から服を剥ぎ取る余裕があるんだよ。きちんと店で買ったものだって。

エクール:

 だ だって。戦ったんでしょう?そうしておいて戦利品が服って聞いたら、誰だって…

ダンガ:

 だったら本人を確かめろ。ただし、下手に近づくと囲まれるかもしれないがな。

セリウス:

 あの連中、よっぽどバトルをしたいんだなぁ。

 

 

* 雪原の各種オーブを壊して

* 1つ目

ネロ:

 コレが、町の人が言ってた不思議な水晶球の正体だったのだろうか…

エクール:

 そうなんじゃないの?他にあんな形したの、見た?

フィー:

 見てないよ。ともかく、まだ奥があるようだね。進む?

 

* 2つ目

チェリー:

 これで二つ目ね。

ダンガ:

 そうだな。他にもあるかもしれねぇぞ。探してみようぜ。

 

* 3つ目

クレアー:

 3つ目ね…

セリウス:

 もしかしたら、各魔法に対応して、8つはあるかもしれないな。

エクール:

 えぇ~、じゃぁ、あと5つもあるのぉ~?

セリウス:

 まぁまぁ、そう落ち込むなよ。あるかどうか、行って確かめるしかないわけだし。

 

* 4つ目

フィー:

 4つ目…

チェリー:

 さっきのが本当だったら、あと半分ね。がんばりましょう。

 

* 5つ目

エクール:

 や やっと5つ目…

ダンガ:

 おい、エクールちゃん、大丈夫か?

クレアー:

 かなり長い時間歩きましたね。もし差し支えがないなら、町で一休みして出直すのも得策かもしれませんね。

 

* 6つ目

ダンガ:

 ふぅ、あと2つだぜ。

セリウス:

 ダンガさん、あくまで推測だよ。本当に8つかどうかはわからない。

チェリー:

 あと行ってない所って、どこだったっけ?

 

* 7つ目

セリウス:

 これで7つ目か…

エクール:

 も もう足が痛い…

ネロ:

 エクール…

ダンガ:

 ったく、しょうがねぇ子だなぁ。あと少しだから、我慢しろよ。

 

* 8つ目

ネロ:

 これで、最後かな?

フィー:

 ずいぶん長かったね。それに、一人死にかけてる…

エクール:

 ん…

チェリー:

 どうしたの?エクールちゃん?

エクール:

 …どこかで、何かが動いた…

クレアー:

 本当ですか?エクールさん!

ネロ:

 もしかして、あの正面の道かなぁ?

ダンガ:

 行ってみようぜ。

 

* オーブを全て壊さずに雪原地帯北の中央の道に進んだ場合

 目の前には、巨大な岩がある…

とても通れそうにない…

 

 

* 雪原地帯北 透明なオーブを見て

エクール:

 こんなオーブ、見た事もないよ。いったいなんだろう?

 

* オーブ壊して

チェリー:

 無の魔法主インズが宿したと言われる、オーブが、どうしてここに…

ダンガ:

 さぁな。もしかして、ここは無の魔法主がひっそりと住んでいたりして?

ネロ:

 とりあえず、中に入ってみようよ。

 

* オーブを無視して洞窟に入ろうとして

ダンガ:

 いってっ!

エクール:

 何コレ!透明な壁があるなんて、聞いてないわよ。

セリウス:

 いや、これは壁だとは思えないな。

ネロ:

 本当だ。フレイルはすり抜けている!

チェリー:

 う~ん、近くにあるオーブ、怪しいわね。

クレアー:

 では、このオーブを破壊してみましょう。オーブであるからには、何かの魔法が効くはずです。

 

 

* 雪原の洞窟内部にて

 広い空間に出た…

チェリー:

 さ 寒いよぉ~。

エクール:

 そ そうね。ここ、並みの寒さじゃないと思わない?

 

* 思う と答えて

セリウス:

 どうやら、氷点下のようだ。

フィー:

 そんなに低いのでは、あまり長くいるのはまずいかも…

 

* 思わない と答えて

クレアー:

 とてもそうだとは思えないわ。こんなにこの空間は、今まで通ってきた道よりはるかに寒いようです。

 

* ここから共通

ダンガ:

 どうやらこの寒さ、単なる冷気でもないようだぜ。

ネロ:

 僕も、そんな気がしてきた。そうでもないと、急に寒くなる事は在り得ない。

エクール:

 じゃぁ、近くにクーラーでもあるって事?

ダンガ:

 んなわけねぇだろ!そんな冗談言う余裕があるなら、周囲に気を配れ。

チェリー:

 で でも、寒い…

ダンガ:

 なら燃えろ!バーンアップ!

フィー:

 ダンガさん、ありがとう。助かったよ。

ダンガ:

 いや、これは俺の力じゃねぇ。クレアーさん、アンタも炎使ってるなら、わかるだろう?

クレアー:

 おっしゃる通り、何か、魔力的な強い力を発するものが、この周囲にいるようです。

ネロ:

 魔法主?

セリウス:

 ここに魔法主がいるなどという伝説は、聞いた事がない。

エクール:

 んじゃ、モンスターなのね?

ダンガ:

 それはわからん。だが少なくとも、モンスターは近くにいるかもしれねぇ。

エクール:

 うん。それは、感じる…

ネロ:

 も もしかして、噂の雪男とか…

チェリー

 で 出た!

 

* 氷の魔人・フリージアを撃退して

フィー:

 寒さが、少しずつ和らいでいく…

セリウス:

 異常な寒さの原因は、あのモンスター達だったのか。

ネロ:

 雪男と雪女がセットで出るなんて、考えたくないけど、在り得るんだなぁ…

フィー:

 ネロ、彼を止めないと…

ネロ:

 え?あぁ、ダンガさんか。確かに、ほっとくのはまずいね。

ダンガ:

 いってぇぇぇっ!何しやがるんだよ!

クレアー:

 ダンガさん、すみません。あなたを、呪縛から開放するためです。悪く思わないで下さい。

ダンガ:

 ったく、もうちょっと優しくやるとか、清実草を飲ませるとかしたらどうだよ。いってぇじゃねぇか。

 

* 手持ちに清実草がない場合

フィー:

 持ってないよ。清実草…

エクール:

 そういえば、今持ってないわね。

 

* さらに袋にも入っていない場合

セリウス:

 袋にも入ってないな。残念だが、今の方法が正解だよ、ダンガさん。

ダンガ:

 んな事言うなよ。お前ら、少しは人を気遣えよな。

 

* ここから共通

ネロ:

 あっ、そこ、見て!

チェリー:

 これ、魔法のオーブじゃない!あのモンスターが持ってたの?

エクール:

 これがあれば、深緑の森へ行けるのね!

 魔法のオーブを大切にしまった…

 

ネロ:

 よし。必要なものも手に入ったし、帰ろう。

クレアー:

 でも、まだ奥があるようです。どうしますか?

チェリー:

 行ってもいいかもしれないけど、ヘトヘトなんじゃない?


  第19章 最後の魔法主
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