※ このコンテンツは、極度のネタバレを含んでいます。なので閲覧をされる方は、ストーリーを一度は味わって下さい。
* ナムアシティの広場にて
目の前で酔っ払いが暴れている!
町人 B:
あ あの、やめて下さい。こんな所で暴れるのは。
酔っ払い:
うっせぇ!俺は楽しくって仕方ねぇんだよ。もっとやろうじゃねぇか♪
エクール:
ねぇ、ネロ。あの人ってもしかして…
フィー:
こっち見てるみたいだよ。
旅人 A:
あ、そこの君達。その人には注意しろ!我々も歯が立たないんだ。
酔っ払い:
ほぉ、そこの兄ちゃん!俺に喧嘩売ってるような目つきだなぁ。一丁揉んでやるから、かかって来いや!
ネロ:
いや、僕ら、そんなつもりじゃ…
エクール:
こ こっち来てるよ!
* ダンガを撃退して
酔っ払い:
ぐわぁぁぁー!
ネロ:
こ この人って…
エクール:
間違いないわねぇ。前に、ミルタウンへ荷物を運んだ時の人だよ。
ダンガ:
んぐぐ、ここは、どこだ?
フィー:
一瞬で酔いが覚めた!凄いなぁ。
ダンガ:
おや?お前達、村で会ったやつらじゃねぇか?どうしてここまで来たんだ?
ネロ:
そ そっちこそ、どうしてこんな所で酔っ払ってたんですか?
ダンガ:
あ、あぁ、あぁぁ。風の遺跡があるって聞いて、ここまで来てみたんだが、酒がうまかったもんで、つい。
フィー:
酔って暴れてたんだ。
ダンガ:
おや?その指輪は…
エクール:
あ、これ?遺跡でもらったの。
ダンガ:
すっげぇ。お前達、子供の癖になかなかやるじゃねぇか。
ネロ:
僕達、8の魔法主に会うために旅をしているんです。
ダンガ:
なぁ、俺もそれに入れろよ。何だか面白そうじゃねぇか。
エクール:
えっ、ダンガさんを?
ダンガ:
まぁ、俺がいずれ入る事は、作者によって決められているんだ。お前がどんなに断ったって、入れさせてもらうぜ!
ネロ:
そ そんな風に言われてもなぁ。でも、仲間は多い方がいいよね?
フィー:
そうだね。さっきの様子だと、ダンガさんはかなりの実力を持っているようだから、私達だけよりはずっといいかもしれない。
エクール:
一つだけお願いいい?
ダンガ:
ん?何だ?
ネロ・エクール・フィー:
一緒に来るからには、酔っ払って他人に迷惑はかけないでよね。
ダンガ:
わ わかったわかった。口揃えて言うなよ。
ネロ・エクール・フィー:
ハハハハハハハハハハハハハハハ
再び、ダンガが仲間に加わった!
エクール:
ところで、今日はもう寝ようよ。私、すっごく眠い。
フィー:
確かに、さっきまで遺跡にいたし、疲れも貯まってきたね。宿でゆっくり休んだ方が良さそうだね。
ダンガ:
確かに俺もだな。さっきので特に。
ネロ:
ダンガさん、二日酔いになってそうだなぁ。ともかく、宿へ行こう。
* セルターネスの洞窟入り口にて
旅の商人:
誰か、そこにあるクリスタルオーブを破壊してくれないかなぁ。
ネロ:
えっ、どこにあるんですか?
旅の商人:
そこにある風車だよ。クリスタルオーブが形を変えた物で、アレを回せば扉が開く仕掛けらしいんだよ。
エクール:
なるほどねぇ。じゃ、試してみます。
* オーブが壊せなくて
旅の商人:
う~ん、どうしたものかなぁ。
ネロ:
これ、風車だとしたら、風の力とかどうかなぁ?
* オーブが壊せて
商人:
おぉぉぉ、開いたぞ!開いたぞ!君達のおかげだ。感謝するよ。
これは、さっそく町に帰って報告だ。早ければ明日にも、多くの人が利用できるかもしれないぞ。
ネロ:
よし。道も開かれたし、さっそく奥へ進もう!
* セルターネスの宿にて
ネロ:
エ エクール?
エクール:
うん。一人っぽかったんで、来てみちゃった。
ネロ:
そ そりゃ今は、一人だけど… ここは部屋が分かれてるんだよ。
エクール:
わかってるわよ。でも、入っちゃいけないって書いてないでしょ?それとも、今入っちゃまずかった?
ネロ:
いや。まずくはないけど…
エクール:
んじゃ、いいじゃん。私も一人だったんで、暇つぶしよ。
ネロ:
アレ?フィーは一緒じゃなかったのかい?
エクール:
外に行っちゃったよ。一人歩きしたいんだって。
ネロ:
ひ 一人だって!
エクール:
うん。危ないからやめといたらって言ったんだけど、聞いてくれる人でもないでしょう?
ネロ:
そ それじゃ、急いで追いかけないと…
エクール:
そうなの?
ネロ:
ここはまれに、たちの悪い不良が出るらしいよ。フィーとかは格好の獲物になりかねない。
エクール:
それ、知らなかった!確かにヤバいじゃん。
一方、ここは町の店舗街…
フィー:
(ここが、有名な月夜市の行われている店舗街か…)
(自分の想像以上に賑やかだ… 初めて見る建物ばかりだし。)
何?
盗賊 A:
ヘッヘッヘッヘッ。いいねぇちゃんいるじゃねぇか。
盗賊 B:
アンタ、ここでは見かけない顔だが、何やってるのかなぁ?
フィー:
(こ こんな所に盗賊… 調査不足だった…)
盗賊 C:
おっと。どこへ行くんだよ、ねぇちゃん?
フィー:
私をどうするつもり?
盗賊 B:
どうするとは失礼な。アンタこそ、何やってんだい?
盗賊 A:
そうそう。こんな美人と会えるなんて、それも一人と来た。
フィー:
あまり近づくと、魔法使うよ。
盗賊 C:
おぉ、怖い怖い。美人ってやつは、しっかり強さも備えているもんだねぇ~。
盗賊 A:
別に何もしてないんだ。魔法使うなら、何かしてからにしなっ!
フィー:
イタッ!
盗賊 C:
アンタ、月夜市って知ってるよな。そいつは、そこで手に入るんだぜ。
盗賊 B:
ずっと見てた感じ、あそこに興味あるようだな。どうだ?俺達と一緒にあそこを見て回らないかい?
盗賊 B:
とっても楽しいぜぇ~♪
フィー:
だ 誰があなた達と…
* 盗賊に勝利して
盗賊 B:
な な なんだぁ、ねぇちゃん!
フィー:
まだやる?
盗賊 C:
お おい、お前、しっかりしろよ。
フィー:
(この盗賊、仲間を思いやる気持ちがあるんだ。まだ外のモンスターよりマシかな…)
盗賊 B:
じゃ じゃぁ、俺達は帰るぜ。ありがとよ、ねぇちゃん。
盗賊 C:
そ そうそう。ここは人も多いから、気をつけなよ。じゃぁなぁ。
町人:
君、大丈夫だったかい?
フィー:
ずっと黙って見てたんだ。
町人:
い いや、とても手がさぁ。
フィー:
結果論だよ。黙って見ていれば、何も進展ない。
町人:
す すまん。あの盗賊ら、ここいらではけっこうたちの悪い連中で、よくアンタみたいなのを狙ってたのさ。
普段はなかなか姿がわからず、おまけに何持ってるかわからんから、見つけても腰が抜けちまうんだよ。
フィー:
言い訳は答えにならないよ。
町人:
ア アンタ… 子供じゃない!
フィー:
(しょせん、人とは、それほど貧弱なものなんだろうか…)
ネロ:
フィー!
フィー:
ネロ、エクール…
エクール:
アレ、そこに寝てるのって、盗賊?
フィー:
うん。
ネロ:
ま まさか、フィー。今まで盗賊に絡まれていたんじゃ…
フィー:
自分も調査不足だったよ。ごめん、ネロ。
エクール:
そ それじゃ、そこの盗賊… フィーがやっつけたの?
フィー:
3人いたんだけど、一人気絶しちゃって、置いて行ってしまったんだ。
エクール:
あららぁ。置いてかれたんだ…
ネロ:
ボコボコニなったら、かついで行く事も難しいし、いたらいたでやられそうだし。判断に迷う所だね。
* 盗賊に敗れた場合
盗賊 C:
ほぉ。ねぇちゃんやるねぇ。
盗賊 A:
これくらい骨もないと、仕事って感じじゃねぇもんな。
盗賊 B:
これじゃデートはできないが、いい物持ってそうだぜ。ヘッヘッヘッ。
盗賊 A:
おや?お前、ほれたか?
盗賊 C:
う~ん、わかるねぇ、その気持ち。どうせなら、連れてってデートもいいんじゃないのぉ♪
??:
あっ、いたぞ!
盗賊 B:
なんだぁ?
町人 A:
キサマらだったのか!最近噂の盗賊は。
盗賊 C:
おぉ、俺達有名人だぜ。
盗賊 B:
馬鹿。ちょっと数が多過ぎるの気づけよ。
町人 C:
アンタ立ち、町の平和のために捕まってもらうよ。
町人 E:
そうだ!その子を離せ。
盗賊 A:
離せって言われて離す馬鹿がどこにいるってんだ。
盗賊 C:
いいか。後ろからずらかるぜ。
盗賊 B:
な 何だ!
ネロ:
そこまでだ!
エクール:
フィー!
盗賊 A:
お 俺達をどうするんだ!
町人 D:
そりゃ決まってるじゃないか。
町人 C:
君達、手伝って。とりあえずこの3人をやっつけよう。
盗賊 C:
お 覚えてろよ!
町人 A:
あっ、待て!
* 勝敗に関わらず共通
フィー:
ごめん、ネロ、エクール。心配かけたかもしれないね。
エクール:
そ そうよ。何とかなったからいいけどもしフィーやられてたら、私達どうしたらいいのよ!
ネロ:
フィー、いったいなぜ、一人でこんな所に…
フィー:
この町には、小さい頃から、行きたかったんだ。
エクール:
それと一人でウロウロするのと、どう関係あるのよ?私達と一緒でもいいじゃん。
フィー:
一人でじっくり見て回りたかった。それだけだよ。
ネロ:
う~ん、そう言われてみると、わかる気はするなぁ。
エクール:
で、今からどうするの?
フィー:
もう戻るよ。